OracleからVMwareへの移行

多くの企業では、VMware上でのOracleのライセンス契約に関して、意見、懸念、論点が異なることがよくあります。 このワークショップでは、VMware上でのOracleの仮想化に関する曖昧さ、リスク、メリットをすべて明確にします。そして意見を超え、契約上のメリットに基づくさらなる意思決定ができるようにします。

このステップでは、使用権限が VMware上でOracleを仮想化するという曖昧さに左右されるOracleワークロードを特定し監査することに焦点を当てます。 対象となるのは主に、 Processor および NUP 定義を前提にライセンスされているOracle製品です。

前のステップのアウトプットを使用して、IT 管理者とコンプライアンス・チームは、どのワークロードが何故ライセンスが必要な機能を使用しているのかを、詳細に理解します。 これで多くの場合お客様は、変更を行うことによりライセンスが放棄できるOracleのワークロードを特定することができます。 このような変更の実施により、 VMware環境内でライセンスのフットプリントが真に最適化されることが、確かなものとなります。

VMware上でOracleを実行する場合各インフラストラクチャは、お客様のビジネス、コスト、ライセンス要件に合わせて調整する必要があります。 ここで重要なことは、あらゆる実現可能なVMwareアーキテクチャのコンプライアンス・リスクについて議論することであり、これには、長期的にライセンス・コンプライアンスを確保するために導入できるガバナンス・コントロールも含まれます。

すべての実装、最適化、ガバナンス、制御メカニズムの正当な実施を検証することをお勧めします。 どんな合理的な疑いもなく、当社は、VMware環境に割り当てられたOracleライセンスの数が、お客様の契約上の義務を満たすことを保証します。